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【国際】中国物価高、生活を直撃 運転手1万人ストライキで警官隊と衝突も

中国の5月の消費者物価指数(CPI)が前年同月より5.5%上昇し、3カ月続けての5%超えとなった。2008年夏以来の高水準だ。国家統計局が14日発表した。中国政府が通年の目標とする4%を年初から上回っており、暮らしを直撃するインフレ対策に当局は四苦八苦している。

(朝日新聞6月15日)



上海港に近い幹線道路が4月下旬、1千台以上の大型車で埋まった。運転手約1万人が打ったストライキ。上海港からの荷動きが3日間止まった。
当局の管理が強い中国では異例。警官隊との衝突で双方にけが人が出て、逮捕者も出た。原因は物価だ。


「油もタイヤも、何でも値上がり。この調子だと自己負担が増え、車を出すだけ損する。俺たちにも家族がいるんだ」。河南省から出稼ぎに来ている運転手(27)はこう話した。


ディーゼル油は4月、1リットル約6.9元(約86円)から約7.8元に値上がりした。タイヤは便乗値上げで5割近く高くなる例もあった。国有企業が扱う港での荷物受取代や燃料付加料金も上昇。立場が弱い運転手の収入は据え置かれて不満が爆発した。


社会不安を恐れる政府は、港の荷物受取代などの値上げを取り消した。騒ぎは収まったが、不満は残ったままだ。


ある運転手は言う。「野菜や肉は1年で1.5倍以上になった。家賃も物価高を理由に数カ月ごとに上がり、400元が700元になった。生活が苦しいことに、何ら変わりはない」


物価の上昇はさらに加速している。5月のCPIの上昇率は都市で5.3%、農村部では6.0%に達した。なかでも食品は11.7%上昇した。豚肉や鶏肉に加えて、中国南部では、干ばつの影響で川での漁が出来ない所もあり、水産品も値上がりしているという。


内モンゴル自治区で5月に起きたデモの背景にも物価高がある。資源開発の恩恵にあずかれない遊牧民の生活は苦しくなる一方だからだ。6月に入っての広東省での暴動は、労働者の待遇悪化が一因。経営難に陥った零細業者で働く低所得者には、食品を中心にした物価高は重い。市場関係者の間では、6月のCPI上昇率は6%に達するとの見方が有力だ。


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